ストーリー
韓国:労働組合、メーデーの日に、移民労働者に最低賃金より低い賃金を支払う提案などを含む政府の労働政策に抗議活動
韓国の労働組合は、政府が移民労働者に最低賃金より低い賃金を支払うことを提案する中、2024年のメーデー(労働者の祭典)を記念して全国規模の抗議活動を行った。5月1日のメーデーの前週末、何百人もの移民労働者が職場の変更をより自由に行えるよう求めて集会を開き、韓国の移民生活の特徴とされる賃金未払いや劣悪な生活環境の終結を求めた。この抗議活動は、政府が委託した移民労働者379人に対する調査で賃金未払いが蔓延している一方で、労働苦情を申し立てた労働者の大半が政府機関から救済を受けられなかったことが明らかになった数日後に行われた。
5月1日、韓国最大の労働組合の一つである韓国労働組合総連盟がソウルで集会を開き、大統領府付近と雇用労働省ソウル支局付近の2つのグループに分かれて集会を終えた。2万5000人の組合員が参加すると予想され、また、首都の別の場所では韓国労働組合総連盟の組合員約7000人が集まる別の集会が予定されていた。