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月刊ニュースレター2025年4月号
ビジネスと人権リソースセンターは日本にフォーカスした月刊バイリンガルメールマガジンを発行しています。
【4月の注目ニュース】
- 韓国:強制労働の疑惑で、国内最大の塩田産の塩製品に米国が輸入禁止措置を講じる
- 米国税関・国境警備局(CBP)は、韓国のテピョン(太平)塩田で生産された塩に対して輸入禁止措置を講じました。
- CBPは、太平塩田でILOの強制労働指標に合致する複数の違反行為を確認したと明らかにしています。
- 2021年には、塩田から脱出した障害のある労働者が監禁や賃金搾取の実態を告発していました。
- 韓国のNGOは、韓国政府に対する声明で適切な措置を要請しています。
- 日本:新たに施行されたフリーランス法違反で45社が行政指導を受ける
- 調査対象となったアニメーション制作やゲームソフトウエアなどの77社の過半数でフリーランス保護法の違反や違反が疑われる行為が見つかりました。
- フリーランス保護法は、団体や組織に属さず立場が弱いフリーランスが寝入りするケースが少なくないことを背景に、2024年11月の同法施行しました。