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日本:トヨタ系の大手メーカー社員の自殺が、複数の困難な業務や長時間労働が原因だったとして労災認定を受ける
[40代社員の自殺、「長時間労働などが原因」 地裁が労災認定] 2025年3月26日
[記事の紹介文:ビジネスと人権リソースセンター]
名古屋地裁はトヨタ自動車系の大手部品メーカー・アイシンの子会社に勤務していた40代の男性従業員の自殺が労災だったと認定し、不支給処分を取り消した。
自殺直前の11月は85時間超で、土日も休めず連日の勤務を余儀なくされており、困難な業務を複数抱え、長時間労働が続いたことなどが男性の自殺の原因だとした。
チームの従業員は、労働時間を過少申告していたと認定し、男性も、時間外労働の規制内に抑えるため過少申告していたと推認されると判断した。
アイシン高丘は「事実確認の最中のためコメントは差し控えさせていただく」とした。