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日本:新たに施行されたフリーランス法違反で45社が行政指導を受ける
[フリーランス法違反で初の行政指導 アニメ制作など45社] 2025年3月28日
[記事の紹介文:ビジネスと人権リソースセンター]
アニメーション制作やゲームソフトウエア、リラクセーション、フィットネスクラブの4業種77社を調査した結果、半数超の45社でフリーランス保護法の違反や違反が疑われる行為が見つかった。
今回見つかった違反の内訳は「取引条件の明示義務違反」、「期日における報酬支払い義務違反」などで、45社は発注方法の是正など行政指導を受けた。
2024年11月に施行したフリーランス保護法は業務内容や報酬額など取引条件を書面やメールで明示し、業務終了後60日以内に報酬を支払うよう義務付けた。1カ月以上の業務委託においては、不当に低い報酬の設定や成果物の受領拒否など7つの行為を禁止している。