ストーリー
Global Witnessの最新のレポート、昨年に世界中で少なくとも177人の土地と環境の擁護者が殺害されたと報告
Global Witness は、「Standing firm - The Land and Environmental Defenders on the frontlines of the climate crisis(毅然とした態度 - 気候危機の最前線で土地と環境を守る者たち)」というレポートを発表しました。主な調査結果は次のとおりです。
- 昨年、世界中で少なくとも177人の土地と環境の擁護者が殺害され、2012年から2022年の間に殺害された擁護者の総数は1,910人となった
- 2022年に記録された殺人事件の10件中9件近くがラテンアメリカで発生しており、全致死事件の3分の1以上がコロンビアで発生しており、これは他のどの国よりも多い
- 世界中の擁護者の殺害の5人に1人はアマゾンの熱帯雨林で起きており、暴力、拷問、脅迫がこの地域のコミュニティに共通の現実となっている
- 致命的な攻撃だけでなく、擁護者も、声を上げる人を黙らせるための戦略として犯罪化の対象となりつつあり、彼らに対して法律が武器として利用されている
- 10件の殺人はアグリビジネスに関連しており、8件は鉱山に関連し、その次に多かった4件は伐採関連だった
- 女性の擁護者は致命的な攻撃総数の 11% で、殺害された擁護者の36%は先住民族、7%はアフリカ系の子孫だった