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記事

2022年10月10日

著者:
Brave New Europe

イタリア:Glovo配達員の死亡事故を受け、配達員らが健康・安全に関する条件の向上を求めストライキ

[ Gig Economy Project – “My life is worth more than a sandwich”: Strike in Florence after death of a rider ] 2022年10月5日

[ 英文和訳:ビジネスと人権リソースセンター]

10月5日水曜日、イタリアの都市フィレンツェでフードデリバリーの配達員らが24時間のストライキを実施した。Glovoの配達員セバスチャン・ガラッシさん(26歳)が、土曜日の夕方、勤務中に交通事故に遭い死亡した悲劇を受け、健康・安全に関する条件の向上を要求した。

ガラッシさんは、スクーターで走行中にランドローバーに衝突し、病院に搬送されたがその後死亡した。事故の原因については、現在捜査が行われている。

翌日、ガラッシさんの家族がGlovoから彼のアドレスに送信されていたEメールを確認したところ、死亡事故から24時間近く経過した時点で自動メッセージが届いており、「契約条件の不履行のため、あなたのアカウントは無効となったことをお知らせします」と書かれていたという。家族はその内容にショックを受けて怒りを覚えたと語ったが、Glovoは直後に家族に連絡を取って謝罪し、「誤送信」であったとした上で葬儀費用の負担を申し出た。

Cgil、Filcams Cgil、Filt Cgil、Nidil Cgilの4つの労働組合は、「予防対策を蔑ろにして生産性を追求するシステムの中で、適正な賃金や権利が夢物語であるように、勤務中の安全性がいまだに得がたい権利とされることが多い業界で、また容認できない死亡事故が起きた」として、24時間のストライキ実施を発表した[...]

Deliveroo、Just Eat、Glovoの配達員が広場に大勢集まった様子が映像で伝えられた[...]

Glovoは、ドイツの多国籍企業Delivery Heroが所有し、スペインに本社を構えるフードデリバリー企業である。同社は日曜日に次のメッセージを発表した。「昨夜、フィレンツェで起きた交通事故で配達員が犠牲になったことを知り、深く心を痛めている。この苦難の時にご遺族に寄り添うべく、連絡を取っている。事故の詳細についてはまだ不明だが、現在捜査が進んでおり、当社は管轄当局の指示に従う所存である」。