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日本労働組合総連合会が初の女性会長を選出、ガラスの天井を突き破るチャンス
[New labour leader hopes to help women crack the glass ceiling] 2021年10月7日
[ 英文和訳:ビジネスと人権リソースセンター ]
10月6日、日本労働組合総連合会(連合)の第8代会長に芳野友子氏(55)が就任した。日本最大の労働団体の女性初となる会長に就任した芳野氏は、自身が後輩の若い女性に向けた発言通り、「チャンスを逃してはいけない」との思いで就任を覚悟した。
芳野氏はこれまで、約700万人の組合員と48の産業別労働組合で構成される組織の副会長13人のうちの一人として務めてきた。しかし、芳野氏以外の12人は主要な産業別労働組合の代表を兼ねている男性だったため、女性代表として評価されたのだろうと同氏は述べている。
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芳野氏は、多くの先輩女性が「ガラスの天井」を突き破れずにいるのを目の当たりにし、男女共同参画の推進に力を注ぐことを決意した。
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「連合のすべての活動において、男女共同参画を推進していく」と語った。