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記事

2021年3月8日

著者:
Stand Up Movement, Commercial and Industrial Workers Union & Asia Floor Wage Alliance

スリランカ:コロナ禍での発注取り止めに続いて賃金と契約解除に関する違反行為があったとして、労働組合がグローバルファッションブランドとそのサプライヤーを提訴

「Global Fashion Brands Levi Strauss & Co., PVH Corp., ASICS, Columbia Sportswear Company, G-III Apparel Group Ltd. and their Supplier Hirdaramani-Mercury Apparel in Sri Lanka face legal complaint under Sri Lankan laws over labour rights violations during Covid-19 period.」2021年3月2日

[英文和訳:ビジネスと人権リソースセンター]

スリランカの労働組合Stand Up MovementとCommercial & Industrial Workers’ Union(CIWU)は、カトゥナーヤカにあるアパレル企業Hirdaramani Mercury Apparel (Pvt) Ltdにおける労働者への賃金・賞与の不払いと十分な補償を伴わない大量解雇について調査するよう労働監督局に申し立てを行った。申し立てでは、リーバイス、PVH、アシックス、コロンビアスポーツウェア、G-IIIアパレルグループといったグローバルファッションブランドとそのサプライヤー企業がコロナ禍において労働権を侵害したとして、スリランカの法律のもと連帯責任を問われている。

当該のサプライヤー企業は労働者に対し、賃金・賞与の不払いと大量解雇に至ったのは、長期にわたって取引のあった大手ブランド(リーバイス、PVH、アシックス、コロンビアスポーツウェア、G-IIIアパレルグループ)が、新型コロナウイルス流行期間中に軒並み生産を停止したためと説明した。

各ブランドによる無責任な購買慣行が直接の原因となり、労働者は数ヶ月にわたって極めて大きな苦難に直面し、危機が続く中、何の前触れもなく突然解雇される事態となっている...

各ブランドの慣行がスリランカで働く労働者の賃金や雇用条件を左右することから、申し立てを行った労働組合は、こうしたブランドは法律のもと責任を逃れることはできないと述べている。各ブランドは労働者の共同雇用主としての役割も果たすため、サプライヤー企業の工場における労働権違反に対して、サプライヤーとともに連帯責任を負うべきだと労働組合は主張している...

労働組合は、労働者に対する賃金損失の補償と、サプライヤー企業の工場における搾取的な労働慣行によって各ブランドが得た不当利得の償還を求めている。これらのブランドは、何年にもわたって、不公平な購買慣行でコストを低く抑え、法外な利益を得ているため、労働者が危機を乗り切る上で必要な補償を支払うことは可能である...