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レポート

2021年11月29日

著者:
UN Working Group on Business and Human Rights

国連ビジネスと人権作業部会、「ビジネスと人権の今後10年」ロードマップを発表

[ 英文和訳:ビジネスと人権リソースセンター ]

2021年6月、国連のビジネスと人権に関する指導原則(UNGPs)が10周年を迎えたことを受け、 [...] 国連ビジネスと人権に関する作業部会は、最初の10年を振り返った。 [...]

本文書「UNGPs 10+ロードマップ」では、最初の10年間の振り返りと評価を補完し、そして今後10年間に向けた前向きな提言を行なった調査を踏襲している。調査では、これまでの成果と既存の課題・機会の分析に基づき、今後の道のりと、UNGPsの完全な実現に近づくための主要な行動分野が示されている。それぞれの行動分野では何が必要なのかという優先的に取り組む目標が定められ、すべての関係者がUNGPsの実施を実現する役割を担っているという観点から、国や企業、その他の主要ステークホルダーがそれぞれ取るべき支援行動が示されている。このロードマップの究極の目的はUNGPs自体の目的と同じものである。つまり、「影響を受ける個人やコミュニティのために具体的な成果を出し、社会的に持続可能なグローバリゼーションにも貢献する」ように、UNGPsが実践に移されるべきだということである。

この調査とロードマップは、作業部会のUNGPs 10+プロジェクトの成果の賜物であり、マルチステークホルダーによる広範な協議プロセスによって支えられている。

作業部会は、より一貫した行動を取ることが緊急に求められていることから、より迅速に、より野心的に行動するための8つの行動分野を特定した。ロードマップは、各行動分野に関連する優先目標を詳細に説明し、UNGPsの統合と実施を拡大するために今後10年間で何をすべきか、また、国や企業、その他のステークホルダーはどんな支援行動を取るべきかを提示している。

行動領域1:UNGPsをグローバルな課題に対応するための羅針盤とする

  • 目標1.1:UNGPsの3つの柱(人権を保護する国家の義務、人権を尊重する企業の責任、及び救済措置へのアクセス)を全て適用することにより、ビジネスにおける人権尊重を、公正な移行と持続可能な開発戦略の中核的な要素とする [...]
  • 目標1.2:構造的な課題に取り組むため、集団的なアクションを強化する [...]
  • 目標1.3:人権尊重を通じたデジタル化移行を最適化する [...]
  • 目標1.4:基準の発展における一貫性と整合性を確保する [...]

行動領域2:人権を保護する国家の義務

  • 目標2.1:政策の一貫性を高め、より効果的な政府の行動を強化する[...]
  • 目標2.2:義務化の波をとらえ、完全なスマート・ミックスを発展させる [...]

行動領域3:人権を尊重する企業の責任

  • 目標3.1:企業への取り込みを拡大し、人権を尊重するというコミットメントを実践に移す [...]
  • 目標3.2:コーポレートガバナンスおよびビジネスモデルに人権デューディリジェンスを組み込む [...]
  • 目標3.3:人権の尊重と矛盾するビジネス慣行に異議を唱える [...]

行動領域4:救済措置へのアクセス

  • 目標4:救済措置へのアクセスの障害に対処するため、実践に移す [...]

行動領域5:より多くの、より良いステークホルダーの確保

  • 目標5:保護、尊重、救済を強化するための有意義なステークホルダーの参画を確保する [...]

行動領域6:より速い変化を促進するための、より多くの、より良い影響力(レバレッジ)

  • 目標6.1 :金融セクターのESGを把握し、ESGのS(社会)をUNGPsと連携させる [...]
  • 目標6.2:規制当局や金融機関を超えて、ビジネスコミュニティの「形成者 (shapers)」を活用する [...]

行動分野7:より多くの、より良い進捗状況の把握

  • 目標7.1:より体系的な学習とモニタリングを通じて、国家の行動と説明責任を促進する [...]
  • 目標7.2 :ビジネスインパクトとパフォーマンスの追跡を改善する [...]

行動領域8:より多くの、より良い国際協力と実施支援

  • 目標8.1: UNGPsを国連の制度に統合させる際のギャップを埋める [...]
  • 目標8.2: UNGPsのより迅速かつ広範な取り込みと実施を支援するため、能力開発と連携を強化する [...]
  • 目標8.3 :地域間競争に拍車をかける

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