2023年2月、カンボジアの裁縫工場ブライトフラッシングとイーストクラウンの少なくとも12人の労働者が、2022年8月以降に組合結成を試みた後解雇されたことを報告された。

2023年1月以降、両工場のバイヤーであるプーマは、労働と人権同盟（CENTRAL）の関与を経て、11人の組合員の復職を保証するために協力したとされる。しかし、2つの工場で復職した労働者は、復職後に脅迫、継続的な差別、監視に直面していると訴えている。

ブライトフラッシングでは、解雇された組合リーダーの3人中2人が復職した後、組合への再加入を禁止する協定に署名するよう圧力をかけられたとされ、現在は何らかの発言した場合には身の危険があることを恐れている。一方、9人の労働者が解雇されたイーストクラウンでは、復職した縫製労働者が工場の経営陣による監視に直面し、復職後は上司がより抑圧的になったことが報告されている。

2023年3月、ビジネスと人権リソースセンターはプーマとVFコーポレーションに対し、CENTRALの申し立てと要求に関して以下の詳細な情報を含む回答を要求した。

• すべての組合幹部が復職し、悪影響から保護されることを保証するため、どのような措置を取ったか
• 組合幹部が強制的に締結させられた協定が無効となるよう、どのような措置を取ったか
• 組合幹部が工場から直面している継続的なセキュリティリスクと脅威に対処するため、どのような措置を取ったか
• 調停結果の適切な実施を保証するための独立した監視グループの設立を支援するため、どのような措置を取ったか
• 自社のサプライチェーンにおけるすべての工場労働者に対し、報復を恐れることなく結社の自由を確保するため、どのような措置を取ったか

回答の全文は下記より閲覧可能である。