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記事

2022年10月6日

著者:
The Guardian

ブラジル:食肉加工JBS、森林伐採地域で調達された大豆とトウモロコシを飼料とする鶏肉が英国のスーパーマーケットで販売されていたことが発覚

[Chicken in British supermarkets ‘linked to deforested Amazon’] 2022年10月6日

[ 英文和訳:ビジネスと人権リソースセンター]

ブラジルの工業型養鶏産業への新たな調査で、森林伐採地で栽培されたり、原産地が不明なトウモロコシと大豆を飼料として与えられた鶏肉が英国のスーパーマーケットや食卓に並んでいることが分かった。

10月6日木曜日に発表されたブラジルの通信社Reporter BrasilとEcostormの共同調査は[…]世界で最も重要な生物群系と食料生産者の本拠地があるブラジルで歯止めがかからない森林伐採と世界的なフードチェーンがどのように関係しているかを浮き彫りにしている。

同調査は、米国の食品加工会社JBSが生産する鶏肉の飼料に使用されている大豆とトウモロコシの供給業者がアマゾンとセラードの森林伐採地域につながっていたと伝えている[…]

[…]JBSは、Reporter Brasilの取材に対し、同社の穀物サプライヤーには厳格な基準への準拠と大豆モラトリアムへの参加を義務付けていると答えた。同モラトリアムにより、2008年以降に伐採された土地で栽培された大豆の販売は禁止されている。

JBSは世界の食肉最大手でブラジル産の牛肉、豚肉、鶏肉を、欧州や中国、中東をはじめ世界各地の企業に輸出している。2013年に同社が買収した子会社のSearaは、ブラジル全土にある9000の養鶏場で一日500万羽以上の鶏肉を生産する[…]

調査はまた、違法伐採が行われた農場で栽培されたトウモロコシをJBSが購入した事例も多数確認されたと伝えている。

JBSは英ガーディアン紙の取材に次のように答えた。「JBSは、すべての穀物調達契約において、ブラジルの全生物群系で社会環境基準を満たすことを義務付けている。商社からの購入の場合、サプライヤーである農場に対して、違法伐採が行われた地域にないこと、連邦政府や州政府による禁止措置の対象でないこと、保護区、先住民族の土地、キロンボの土地にないこと、奴隷的条件下での労働を使用していないことを契約で義務付けている。また、アマゾンの生物群系で事業を行う企業に対しては、大豆モラトリアムへの参加も義務付けている」。また生産者から購入する場合については次のように述べている。「当社に穀物を供給した農場は、購入時にはJBSの社会環境基準に準拠していた。調査で名前の挙がった企業のうち3社は、のちに環境上の禁止措置の対象となり、禁輸が決まった現在は当社の購買システムから弾かれている。他の2社については、当社と取引があったことを示す記録はない」[…]