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記事

2021年8月3日

著者:
Takaaki Fujino and Takashi Endo, Asahi Shimbun

日本:東京都、オリンピックのためにホームレスを立ち退き

[Homeless people told they have no place in Tokyo Olympics] 2021年7月22日

[ 英文和訳:ビジネスと人権リソースセンター ]

東京都心部では、住所不定で行き場のない数百人の人々に立ち退き勧告が出されている。都庁は、7月23日の東京オリンピック開会式を前に、ホームレスを一掃する最終段階に入った。新宿区の都庁付近で1ヶ月間路上生活をしている62歳の男性によると、7月8日に都庁の職員らしき人が近づいてきて、あるメモを渡してきたという。「道路管理に支障をきたすので、7月21日までに(荷物を)撤去してください」と書かれていたという。

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都庁周辺のブルーシートやダンボールハウスは、賑やかな首都で多くの人々が豊かさから取り残されていることを、いたるところで物語っている。

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現在は、7月21日までに荷物(と自分)を撤去するようにとの看板が出ている。

今月初めに生活保護を申請した30代のホームレスの男性は、滞在する場所を見つけた。

地方自治体の担当者が、緊急時に備えてビジネスホテルに宿泊できるよう手配してくれたのだ。

しかし、一つだけ条件がついていた。それは、7月22日にチェックアウトすることだった。

ホテルはオリンピックのために部屋を確保しているので、これ以上の滞在はできないと言われたのだ。

しかし、オリンピックの主催者が無観客を決定したことで、彼は「救済」を受けた。

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東京の支援団体「つくろい東京ファンド」によると、2020年のオリンピック開催地に決まった2013年以降、東京都はホームレスに対してより厳しい対応を取っているという。[...]

東京都の調査によると、2019年1月、東京都内の公園や川辺、駅ビルなどに住むホームレスは1,126人いた。今年1月の調査では862人だった。リストから消えた264人の行方は不明である。

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