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記事

2025年2月16日

著者:
Journal Online

フィリピン人移民労働者の搾取問題を解決するため、フィリピン労働組合が英国との二国間労働協定締結を要求

[TUCP calls for Philippines-United Kingdom bilateral labor agreement to end exploitation of Filipino migrant fishers in the UK] 2025年2月16日

[非公式英文和訳:ビジネスと人権リソースセンター]

フィリピン労働組合会議(TUCP)を率いるレイモンド・デモクリト・C・メンドーサ会長(下院副議長、TUCP党リスト選出) は、駐英フィリピン大使のテオドロ・“テディ・ボーイ”・ロクシン・ジュニア氏と会談し、喫緊の課題として英国の漁船で働くフィリピン人漁業労働者の搾取問題について協議した。[...]

主な議題は以下の通りであった:

[...] 英国の漁業業者は長年にわたり「トランジットビザ」(一時入国ビザ)を悪用し、移民労働者を搾取してきた。本来、トランジットビザは商船の乗組員向けに設けられたものだが、英国の漁業業者はこれを利用して雇用法を回避し、フィリピン人漁業労働者に適切な労働条件や法的保護を提供しない状況を生み出している。

メンドーサ会長は、「このトランジットビザの抜け穴により、フィリピン人漁業労働者は使い捨ての労働力として扱われ、長時間労働を強いられ、ほとんど賃金を支払われず、斡旋手数料の負担を背負わされている。これはILO(国際労働機関)の第188号条約に明確に違反している」と強く非難した。

TUCPは長年にわたり、フィリピン政府に対し、国内外のすべての漁業労働者に適用されるよう、ILO条約第188号を批准するよう呼びかけてきた。[...]

TUCPは現在、フィリピン・英国間で労働契約の基準を統一し、すべての移民漁業労働者に法的保護を拡大するための二国間労働協定を推進し[...] 両国間の協力を強化し、公正で倫理的な雇用慣行を確立することを求めている。

[...]