南アフリカ:NGO、セリティ社が採掘権取得条件を遵守していないと非難;企業コメントを含む
[Protesters accuse coal mining company of damaging their homes] 2024年4月5日
ムプマランガ州の町フォーラとオギースの人々が木曜日、ヨハネスブルグのイロボにある石炭採掘会社セリティの本社前で抗議活動を実施し、大勢の警察がその活動を監視した。Mining Affected Communities United in Action (MACUA)は、セリティ社が採掘権を得るための条件を遵守していないと非難している。同団体は、New Largo鉱山、Klipspruit鉱山、Khutala炭鉱の住民に対する公約をまとめた社会・労働計画(SLP)を直ちに公表するよう求めている。
地域活動家でMACUA・フォーラ支部のコーディネーター、Bongani Nkosi氏は、この地域での発破が家屋や人々の健康に影響を及ぼしていると主張した。彼らは、家屋の構造的損傷を評価するための土壌診断を望んでいる。「鉱山は私たちの家のすぐ近くにあり、多くの住民がリスクとなるひび割れや破損を経験している」「私たちは、呼吸器関連の病気に罹患した地域住民のための全面的な検診を要求している」とNkosi氏は語る。また、フォーラ出身のDaisy Tshabangu氏は「発破により大量の粉塵が舞うため、この地域に住むのは安全ではない。みんな咳き込んでおり、子供たちも苦しんでいる」と現状を述べ、「彼らはSLPを修正すると言っているが、今日までに彼らが私たちに見せてくれるものは何一つない」と主張する。
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セリティ・リソーシズの最高人材活用責任者、Thabo Masike氏は、彼らの要望書を受理し、30日後の期限までに回答することを約束した。電子メールの中で、セリティは次のようにコメントした。「我々は社会的責任のある企業であり、採掘権の条件を遵守することはもちろんのこと、いくつかの課題に関しては遵守以上のことを実施してきた」「同社はまた、コミュニティ信託を設立し、コミュニティが5%の株式を所有している。[...] これは、コミュニティの利益のための追加的な手段である。[...]信託の受託者はコミュニティによって選出されている。セリティは、MACAUを含む『コミュニティ協議フォーラム』を通じて利害関係のあるすべてのステークホルダーと関わっている」「同社は、地域社会やその他すべての利害関係者との信頼と協力関係を育むことを約束する。」