[ 英文和訳：ビジネスと人権リソースセンター ]

国連人権理事会は金曜日（10月8日）、清潔で健康的な環境へのアクセスを基本的な権利として認め、気候変動とその破壊的な影響に対するグローバルな戦いに改めて重要性を与えた[...]

この決議は、1990年代に初めて議論されたもので、法的拘束力はないが、グローバルな基準を形成する可能性を持っている。気候変動関連の訴訟に携わる弁護士は、この決議が環境と人権に関わる訴訟での議論の構築に有益であると述べている。

人権と環境に関する国連特別報告者のデビッド・ボイド氏は、今回の決議を「歴史的な躍進」と称し、「地球環境の危機が毎年900万人以上の早死にを引き起こしている世界において、これは画期的な可能性を秘めている」と語った。[...]

世界保健機関（WHO）の推計によると、大気汚染や化学物質にさらされるなどの環境リスクが原因で、世界全体の約24.3％にあたる年間約1,370万人が死亡している。