日本:シャトレーゼ、特定技能制度を持つ外国人労働者160名に給与や休業手当を支払わなかったとして改善命令を受ける
[外国人労働者 会社都合待機で給与や手当未払い 会社に改善命令] 2025年05月02日
[記事の紹介文:ビジネスと人権リソースセンター]
山梨県の菓子メーカーのシャトレーゼは、「特定技能」制度の枠組みで雇用した外国人に休業手当を支払わなかったとして出入国在留管理庁から改善命令を受けた。昨年、会社側の都合で待機状態が続き、外国人約160人の給与や休業手当が支払われていないことが発覚した。
未払いは合計4100万円余りで、改善命令後、未払い分は支払われたということだ。
同社は「問題が起きてから対象となる特定技能外国人への対応や必要な再発防止策を順次進めてきました。ガイドラインの確認やチェック機能をさらに強化し、関係法令や制度の趣旨にのっとった体制づくりに取り組んでいきます。多大なるご迷惑とご心配をおかけしたことを心よりおわび申し上げます」とコメントしている。