日本:日本郵便の職員27人の突然死や自死は、過労や過酷な労働環境が原因だと批判される

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[過酷「郵便局」労働 在職死がまたも…48歳男性、狭心症発作の数時間後、猛暑の中で配達に追われ残業まで] 2025年4月28日
[記事の紹介文:ビジネスと人権リソースセンター]
過労死遺族らによると、過酷な営業ノルマなどが問題視されてきた郵便局で、2024年には深夜勤務の非正規職員ら5人が死亡した。遺族らは過労が原因として、日本郵便に損害賠償を求める方針だ。
亡くなった飯島淳さんの遺族によると、35度を超える炎天下での作業が続き、生前に「おにぎりすら食べる時間がない」とこぼしていたという。会社側が開示した勤務記録では、休憩時間は15分で、全く取れていない日も複数あった。
遺族は、食事すら満足に取れず、短期間に新しい地域を複数担当させられるなど労働環境が亡くなった原因と訴える。
日本郵便では、在職死亡が相次ぎ、2001年以降27人の突然死や自死があった。
日本郵便の広報担当者は「ご遺族からのご面談の要請があれば、真摯(しんし)に対応したい」とコメントした。