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ストーリー

2024年1月29日

オランダ :環境NGOがING銀行に対し「注意義務」違反を理由に気候変動訴訟を開始

2024年1月19日、オランダの環境NGOフレンズ・オブ・ジ・アース・オランダ(Milieudefensie)は、オランダ最大手のING銀行の気候変動対策が不十分であるとして、オランダの裁判所に提訴することを発表した。同NGOは、環境汚染を引き起こし、気候変動に悪影響を及ぼしている大手企業をINGが支援していることは「注意義務(duty of care)」違反であると非難している。

この訴訟で、NGO側はING銀行にCO2排出量の削減、パリ協定に沿った方針の策定、環境への取り組みが十分ではない企業との関係断絶などを求めている

オランダで民事訴訟を起こす前に満たすべき要件のひとつとして、NGOからING銀行の取締役会に書簡が送付され、ING銀行はこの書簡に8週間以内に回答することが求められている。

これを受けてING銀行は声明を発表し、「我々はインパクトのある気候変動対策をとっており、持続可能性は同グループ全体の戦略的方向性に組み込まれていると確信している。必要であればもちろん法廷で対応することになるだろう」と述べた。

Milieudefensieは以前シェル社に対して同様の主張で勝訴しており、今回の訴訟はそれに続くものとなる。オランダの裁判所は、「注意義務」に基づき、シェル社がパリ協定の目的に沿った事業を行う法的義務があるとして、環境NGO側の訴えを認める判断を下した。