ウクライナ:政府、対ウクライナに使用されたロシアとイランの武器から検出された2000以上の外国製部品に関する世界初の公開データベースを立ち上げ
[The NACP launches the world's first open database with over 2k foreign components found in Russian and Iranian weapons] 2023年12月7日
[英文和訳:ビジネスと人権リソースセンター]
国家汚職防止庁(NACP)は、「戦争と制裁」において、兵器に含まれる外国製部品の世界初となるオープンデータベースを公開する予定である。このデータベースにはすでに、ロシアとイランが使用したさまざまな種類のUAV(無人航空機)、ミサイル、電子戦システム、および他の多くの種類の武器や軍事装備に利用された2000以上の部品が登録されている。
侵略者への技術の拡散を防ぐために、民主的で文明化された世界全体が団結しなければならない。
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このデータベースには、2022年2月24日以降、ロシアがウクライナに対して使用したロシア製およびイラン製の武器から発見された外国製部品に関する情報が含まれている。
「生活を向上させ、発展に貢献するはずの何千もの電子部品が、ロシアやイランでは殺人兵器と化している。製造元から殺人犯の手に渡るまでの経路を明らかにすることは、どの政府機関にとっても大規模な課題である。だが、正義と平和を求める何千人ものジャーナリスト、調査官、税関職員、銀行家、コンサルタント、その他多くの人々の力で実現可能な課題でもある。これらのデータが公開された今、誰もが世界の安全保障に貢献することができる」とNACPのOleksandr Novikov局長は述べた。
それぞれの部品に関する情報(兵器の種類、製造者、技術的特徴など)は全て、データベースから入手可能である。
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「武器の外国製部品」セクションは定期的に更新され、改善される予定だ。
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