ウクライナでロシア軍が使用した武器から欧米製部品が検出されたことが新調査で判明
独立反汚職委員会(NAKO)と人権のための国際パートナーシップ(IPHR)による新報告によると、ウクライナ攻撃に使用されたロシア軍の兵器(9K720イスカンデル、Kh-101、3M-14カリブ、SS-N-30A、トルナードS 9K515 MLRS)に様々な欧米製部品が含まれていることが判明した。
分析は戦争犯罪が疑われるケーススタディに基づき実施され、次に各ケーススタディで使用された武器、そして最後に武器に含まれる各部品の名前や製造国・企業を特定する。ケーススタディは、2022年3月から2023年2月の間に発生した9件の攻撃が対象となっている。
報告書に記載されている23社に連絡を取った。Texas Instrument、Analog Devices、Traco Power、HALO Electronics、Microchip Technology、NXP、Marvell Technology、STMicroelectronics、Intelから回答があった。Integrated Device Technology、Advanced Micro Devices、Cypress Semiconductor、Spansion Inc.、Xilinx、M-Tron、Mini-Circuits、Harting、Zilog、Anderson Electronics、Vicor、Motorola、Nexperia、VBsemiからは回答がなかった。