フィリピン:アパレル海外バイヤー、米国向け輸出品への関税負担の一部または全額を引き受けると表明
[How buyers' support helps Philippines deal with tariff pressure] 2025年10月27日
[非公式英文和訳:ビジネスと人権リソースセンター]
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今年新たに締結された米比貿易協定で、米国からフィリピンへの輸出関税は撤廃された一方、フィリピンから米国への輸出品(アパレルを含む)には依然として19%の関税が課されたままとなっている。[...]
フィリピン国内では「期待した関税軽減が実現しなかった」との批判もあり、業界関係者は海外バイヤーがどのように対応するかを注視していた。[...]
2025年10月27日、フィリピン外国バイヤー協会(FOBAP)は、フィリピンと長年取引関係にある国際バイヤーの一部が、米国向けフィリピン製アパレルに課される19%の関税の一部、または全額を負担することに同意したと発表した。
FOBAPのロバート・ヤング会長は、こうした買い手側の自主的なコスト負担は、長期的な信頼関係があるからこその対応であり、フィリピンの輸出注文を維持するうえで極めて重要だと述べた。[...]
推計によると、フィリピン製アパレルはベトナム、バングラデシュ、スリランカなど地域の競合国より通常でも10〜15%割高とされる。今回の19%関税で価格差がさらに広がるため、フィリピン産品の競争力が大きく損なわれかねないという深刻な脅威が生じている。バイヤーが追加コストを吸収することでこうした脅威の緩和が期待されている。
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