ミャンマー軍関連企業に対するODA事業の支払いが残っている件で、日本政府の対応に疑問が呈される;企業と政府のコメントを含む
[ミャンマー国軍に資金が流れる…ODAは適切か? 日本政府、橋建設で国軍系企業に支払いへ 金額は「秘密」 ] 2024年5月23日
[記事の紹介文:ビジネスと人権リソースセンター]
日本の政府開発援助(ODA)であるバゴー橋建設事業を受注した横河ブリッジが、ミャンマー軍関連企業のミャンマー経済公社(MEC)に、多額の支払いをしていた件で、下請け代金の支払いが残っていることが明らかになった。上川陽子外相は契約を解約すると多額の違約金を求められる可能性があると述べたが、違約金の規模などの詳細には言及しなかった。
MECはクーデター後、欧米の制裁対象となっている。
東京新聞は、外務省に支払われた金額や留保金額について問い合わせたが「企業間の秘密契約のため申し上げられない」との回答で、横河ブリッジも取材に対し、「個別案件のためお答えは差し控える」と回答した。