中国:国連人権高等弁務官の訪中に先立ち、政府が強制労働に関するILOの2つの条約に批准
中国全国人民代表大会は、国連人権高等弁務官ミシェル・バチェレ氏の5月の訪中に先立ち、2022年4月20日、国際労働機関(ILO)の強制労働に関する2つの条約に批准した。
ILOは、中国トップの立法機関が、1930年の強制労働条約(第29号)および1957年の強制労働廃止条約(第105号)の批准を認める決定を下したことを歓迎した。
基本条約であるこれら2つの文書への批准により、中国がこれまでに批准したILO条約は合わせて28となり、8つの基本条約のうち6つに批准することになる。