「Press Release: PT Smelting Workers’ Rights Denied Following A Negotiation Deadlock」2021年2月8日

［英文和訳：ビジネスと人権リソースセンター］

PUK SPL FSPMIの代理人弁護士であるLokataru法律人権事務所（Lokataru）は、PTスメルティングに対し、現行の労働法規に従って労働者の権利を全面的に保証するよう要求している。PTスメルティングによる労働者の権利侵害、とりわけ健康社会保障管理団体（BPJS Kesehatan）および雇用社会保障管理団体（BPJS Ketenagakerjaan）に対する労働者保険料の不払いについて、Lokataruは極めて遺憾に思っている。

PTスメルティングは、インドネシア初の銅製錬企業で、三菱マテリアルと三菱商事RtMジャパンが株主となっている。PUK SPL FSPMIとPTスメルティングの間で、労働協約第8条（CLA8）の交渉が行われたが...合意には至らなかった。そうした経緯の末、PUK SPL FSPMIは、Gresik人材事務所（Disnaker）とPTスメルティングに書面による通知を行った上で、合法的に、秩序正しく、平和的にストライキを実施した。

その後PTスメルティングは、ストライキに参加した労働者に解雇通知を出し、不当に解雇。同社は、当該労働者について自ら辞職したと主張している。

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法的および非法的救済措置が取られる中、ビジネスと人権リソースセンターは[KY1] 、PTスメルティングの主要株主である三菱マテリアルと三菱商事RtMジャパンに対して、現時点で権利が履行されていない現・元社員とPTスメルティングの間で行われる労働争議の場に同席し、和解を促すよう要請している。