[【報告書】「日本のサプライチェーンにおける強制労働への対応～株式会社シマノの事例と強制労働により生産された製品の輸入禁止の必要性～」] 2024年10月16日

東京に本拠を置く国際人権NGOヒューマンライツ・ナウは、株式会社シマノのサプライチェーンにおける人権侵害、強制労働の疑いについて調査・分析するとともに、この事例に基づいて、日本における強制労働により生産された製品の輸入規制の制定に関する提言を行うための報告書を公表しました。[...]

本報告書では、グローバル・サプライチェーンにおける移民労働者の搾取について、3つの段階（(1)人権侵害行為に直接関連する企業、(2)人権侵害が発生している国、及び(3)人権侵害に関連して生産された製品の輸出先となる国）で検討を行います。[...]

グローバル・サプライチェーンにおける搾取を根絶するため、労働法の実効性強化、倫理的な募集・斡旋基準に加えて、強制労働に関連する製品の輸入禁止を実施することを提唱します。