日本:フジテレビのスポンサー企業、CM再開について各社がコメント
[スポンサー、企業風土の改革見極め フジCM、再開は「総合判断」] 時事通信 経済部2025年04月03日
時事通信 経済部2025年04月03日
フジテレビのCMを中止しているスポンサー企業は、企業風土をフジが改められるのか見極めた上で、再開を判断する方針だ。
キリンHDは2日、「人権侵害の事実認定は重大な問題と受け止めている」との見解で、CMの停止を続けると発表した。花王も「いかなる人権侵害も容認しない」とコメントした。
トヨタ自動車は「お客さまなどの共感を得られる形で行っていく」と説明。
ブン&アイのほか、イオンや三井不動産、東京ガス、コスモエネルギーHD、ロート製薬、ネスレ日本(神戸市)などが今後の動向を見極めて総合判断する考えを明らかにした。
金融界からは「どう考えても組織的な問題だ」と懐疑的なコメント。
一方、サントリーHDは「今後、CMの再開について検討していく」としたうえで、経営陣を刷新したことなどを評価し、「再開を検討する状況になってきたのではないか」とコメントした。