更新
月刊ニュースレター2025年9月号
ビジネスと人権リソースセンターは日本にフォーカスした月刊バイリンガルメールマガジンを発行しています。
【9月の注目ニュース】
- 日本:ダイキンの大阪府の製作所で、従業員が高濃度のPFOAを曝露していたことが報じられる
- ダイキン工業が、大阪府摂津市の淀川製作所で従業員が、国が公表した血中濃度の平均値を500倍から5万倍上回る高濃度のPFOAを曝露していたことを認めました。
- 米国でも住民と水道局にPFOA汚染で訴えられ、400万ドル(約4億4000万円)を支払うことで和解しています。
- 韓国:非正規労働者の権利保護を拡充し、企業による労働組合への損害賠償請求を制限する画期的な労働組合法改正案が可決
- 韓国は「黄色い封筒法(改正労働組合法)」を可決し、非正規労働者の保護を拡大しました。
- 「使用者」の定義を、労働条件に実質的な支配力を持つ者に拡大することで、下請けや間接雇用の労働者が元請け企業と団体交渉できるようになります。
- さらに、企業がストライキによる損失の賠償を求めることなどによる「市民参加に対する戦略的訴訟(SLAPP)」の乱用を制限しています。