日本:講演会で薬名繰り返す 講師の医師、製薬会社から謝礼
「連呼・宣伝してない」「研究評価の表れ」
製薬会社から1千万円以上を得ていた184人は大学教授が多く、半数は糖尿病や高血圧など生活習慣病の専門医だった。…最も多かったのは順天堂大学特任教授で糖尿病医…240件の講演などで4747万円を得た。…「糖尿病の治療のしかたを教えている。薬の名前を連呼して宣伝したことはない」。一方で「市民公開講座や各地の医師会の講演に呼ばれて行ってみたら、メーカーから講演料が支払われていたということもよくある。手元に残るのは納税をして半分」などと話した。2番目に多かった糖尿病医の…東京医大教授は201件の講演などで3971万円を得た。「講演会等は適切な情報提供に寄与する機会。大学病院の業務に支障を来さないように留意している」と説明した。糖尿病医は116件の講演などで3719万円。「講演活動を地道にやってきて、治療レベルは相当に上がっている。依頼が来る人ほど見識があってメッセージ発信能力が高い」194件の講演などで3596万円を得た…久留米大教授も糖尿病が専門。「これまでの研究が広く評価された一つの表れ。講演会の半分程度は土、日曜日。平日の場合は夕方からで、日帰りか翌朝に戻るので、業務に全く差し支えはない」。
(原文より引用)