ビジネスと人権リソースセンターは日本にフォーカスした月刊バイリンガルメールマガジンを発行しています。

【8月の注目ニュース】

• 日本：多発するフェイスブック発端の犯罪に関わるベトナム人、その背景に技能実習制度の低賃金などの課題
  • 刑法犯で摘発された来日外国人の犯罪の一部を、フェイスブックのコミュニティーが助長している疑惑が報じられました。
  • 外国人技能実習制度上の問題で生活に困窮することも背景とみられています。
  • Metaは回答しませんでした。
• EU：国際人権連盟、欧州連合理事会によるオムニバス法案に関する立場が企業の人権責任を弱めると警告
  • 欧州連合理事会がオムニバス法案に関して公表した理事会の立場について、CSDDDの実効性を削ぐ内容となっていると国際人権連盟が批判しました。
  • 具体的には、対象となる企業の範囲の縮小、意見を聞くべきステークホルダーの縮小、気候変動への対応義務の弱体化が提案されています。