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記事

2021年5月28日

著者:
Freya Pratty, Sifted

イギリス:BoltとAmazonがギグエコノミーの労働者に対する公正な労働条件の提示で遅れを取っていることが明らかに

Canva Pro

[Bolt and Amazon worst on gig economy working conditions, Oxford University says] 2021年5月25日

[英文和訳:ビジネスと人権リソースセンター ]

このほど発表された報告書によると、英国で働くギグワーカーの労働条件に関して、BoltとAmazonが最低レベルの条件を提示していることが分かった。

オックスフォード大学の研究者たちが5月25日火曜日に発表した今回の報告書では、UberやJustEat、Deliverooなど、英国で最も多く利用されている11のデジタル・レイバー・プラットフォームを対象に、公正な報酬、公正な情報提示、公正な労働条件に関する評価が行われている。

今回の評価結果は、英国のギグエコノミーが成長を続ける中での発表となった。2019年にはギグエコノミーのプラットフォームで働く労働者の数は470万人だったが、新型コロナウイルスのパンデミックによりオンライン配送サービスの導入が急速に進んだため、現在ではその数は著しく増加していると見込まれる。

企業は、「最低賃金を支払っているか」、「決定に対して申し立てができる労働者向けの制度が設けられているか」、「透明性のある契約を交わしているか」、「労働者の健康と安全の推進に取り組んでいるか」といった基準に基づいて、10点満点で採点された。

配車アプリや食品配達サービスを展開するBolt、Amazonの配送業務を担うAmazon Flexの2社は、全部門でスコアを獲得できず0点となった。エストニアに本社を構えるBoltは、ここ数年注目株として成長を続けており、ユニコーン入りを確実にするとともにUberに取って代わることを公言していた。[...]

(...)新たな評価結果の発表に際し、労働組合会議のフランシス・オグラディ書記長は、新しいプラットフォームが「労働者の搾取という昔ながらの慣行」を取り入れていることが今回の報告書で明らかになったと語った。[...]

その一方でオグラディ書記長は、変化の兆しがあることも強調している。とりわけ、今年のはじめ、Uberのドライバーは自営業者ではないため最低賃金と労働時間に関する規制の適用対象になるとの判決を最高裁判所が下してからは状況が変わりつつある。[...]

オックスフォード大学による報告書全文はこちらから