オランダ:裁判所、メタに対しアルゴリズムを使わないタイムラインの提供を命令
[Dutch court orders Meta to let users disable algorithmic timelines] 2025年10月2日
[非公式英文和訳:ビジネスと人権リソースセンター]
オランダの裁判所は、Meta Platforms社に対し、フェイスブックおよびインスタグラムの利用者が、利用履歴や関心に基づくアルゴリズムではなく、投稿を時系列順に表示するタイムラインを簡単に選択できるようにするよう命じた。アムステルダム地方裁判所は略式訴訟で仮処分命令を出し、両プラットフォームの一部の機能がEUデジタルサービス法に違反していると認定した。
Meta社のアイルランド法人は、ユーザーが「直接的かつ簡単に」アルゴリズムを用いないタイムライン(他のユーザーの投稿やメディアが時系列で表示されるもの)を選択できるよう、2週間以内に対応するよう命じられている。[…]
現在、ユーザーが時系列表示を選択しても、アプリを再起動すると自動的にアルゴリズムによる推奨表示に戻る設定となっており、裁判所はこの手法を禁止された「ダークパターン」に該当すると指摘した。この慣行は「情報への自由なアクセスを損なう」と裁判所は述べている。
「オランダの人々は、プロファイル化されたアルゴリズムに推奨されるシステムの利用について、自由かつ自律的に選択することが十分にできていない」と裁判所は判断し、特に10月29日に予定される議会選挙を前に、こうした保護が重要であると強調した。[…]
これに対しMeta社は控訴する意向を示し、「本決定には根本的に同意できない」と声明を発表した。同社はすでにデジタルサービス法に準拠しており、オランダのユーザーにもプロファイル化されたタイムラインの設定を無効にする方法を案内していると主張している。