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記事

2024年4月11日

著者:
Earthsight,
著者:
// France 24 avec AFP,
著者:
Jack Graham and Andre Cabette Fabio, Reuters,
著者:
Süddeutsche Zeitung

ブラジル:NPOアースサイトの調査、H&Mやザラに供給する工場が、森林伐採の「主犯」となる綿花を使用していると指摘

Image of a field of cotton

調査報告書を読む

[アングル:H&Mやザラ、ブラジル森林破壊に関連の綿花使用か NPO指摘] 2024年4月12日

ファストファッション大手H&M(HMb.ST)やザラに衣料を供給する工場が、ブラジルのセラード地域での環境破壊や土地収奪と結びついた綿花を購入していることが、非営利団体(NPO)アースサイトの調査で明らかになった。セラードは森林破壊が急増し、貴重な生態系が危機に瀕する「生物多様性ホットスポット」だ。

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比較的知名度の低いセラード熱帯サバンナでは、衛星により森林破壊を検知する「森林破壊アラート」が2023年に44%急増した。

アースサイトの調査によると、ブラジルが世界最大の綿花輸出国を目指す中、綿花が森林伐採の「主犯」となっている。

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報告書によると、持続可能な綿花生産を目指すファッション業界の団体「ベター・コットン」の持続可能性基準には「根本的な欠陥」があり、環境犯罪に関与するブラジル農場から消費者が綿花を買っていないことを保証するものになっていない。

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H&Mはアースサイトの調査結果について「非常に心配だ」とし、ベター・コットンに第三者機関による調査を求めたと明らかにした。ベター・コットンの広報担当者は、調査結果を分析中だと述べた。

ザラを所有するインディテックスの広報担当者は、ベター・コットンは土地収奪や森林伐採などの行為を「厳しく禁止」していると説明。ベター・コットンに関する今回の指摘を「極めて深刻に受け止めている」と述べ、調査結果を見守ると約束した。

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ブラジルはセラードでの生産急増を背景に、綿花輸出が過去10年間で急激に増加した。

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この地域は南米の大部分にとって重要な水源でもあるが、環境研究者らによると大量の水分を必要とする作物の栽培が広がったことで、伝統的な地域社会への水供給が脅かされている。また地域住民は何世代にもわたる放牧地から追い払われた。

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エストロンドは過去に、武装した警備員による検問所を設置し、村人の移動や活動を制限していたとアースサイトは指摘している。バイーア州検事総長はエストロンドを土地収奪容疑で提訴し、現在係争中だ。

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アースサイトは、「エシカル・サプライ・チェーン」(倫理的な供給網)に関する法律の拡大と強化が必要だとしている。例えば欧州連合(EU)の森林破壊規制では、綿花がカバーされていない。

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