マレーシア:Top Glove、移民労働者に仲介手数料(recruitment fees)を払い戻す
[日本語翻訳記事提供: 経済人コー円卓会議日本委員会]
「Top Glove、外国人労働者に5,000万リンギットの仲介手数料(recruitment fees)を払い戻す」2020年8月5日
[マレーシア、タイ、中国、ベトナムに製造施設を所有、運営するマレーシアのゴム手袋メーカー]Top Glove Corp Bhdは、米国がゴム手袋の輸入禁止を解除することを期待して、過去に遡って外国人労働者に最大5,000万リンギットまでの仲介手数料(recruitment fees)を払い戻します。
リムは強制労働の申し立てを受け、外国人労働者のための新しい「仲介手数料ゼロ」の方針を含む新しい方針をすでに設定済みであると述べました。
「私たちは、米国税関が我々をよりよく理解してくれることを願っています。交渉はとても順調に進んでおり、うまくいけば、8月には解決できると思います。解決できればあとはOKでしょう。」と彼は述べ、米国は主に、労働者によって支払われたエージェントの仲介手数料について憂慮している、と付け加えました。
7月15日、CBP(アメリカ合衆国税関・国境警備局)は、外国人労働者問題の疑いにより、Top Gloveの子会社であるTop Glove Sdn BhdおよびTG Medical Sdn Bhdが製造した使い捨て手袋の注文留め置きを強制的に施行しました。
一方で、プランテーション産業と商品の大臣であるMohd Khairuddin Aman Razaliは、政府は申し立てに対処するためのコミットメントの一環として、強制労働問題に関する報告書を米国に送ると述べました。