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記事

2022年11月25日

著者:
Teppei Kasai, Human Rights Watch

日本サッカー協会の会長がカタールの人権問題を棚に上げる

[日本サッカー協会の会長がカタールの人権問題を棚に上げる] 2022年11月24日

今週、FIFAワールドカップがカタールで開幕した中、日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長は「今サッカー以外のことでいろいろ話題にすることは好ましくない」とメディアに語りました。[...]

「あくまでサッカーに集中すること、差別や人権の問題は当然のごとく協会としていい方向に持っていきたいと思っているが、協会としては今はサッカーに集中するときだと思っている。ほかのチームもそうであってほしい」と田嶋氏は説明しました。

実に「好ましくない」のは、田嶋氏の発言がJFAの公約である「社会と国際貢献」と矛盾することです。また、カタール当局が深刻な人権侵害を犯した事実を棚に上げる発言でもあります。 [...]

[...]

13カ国のサッカー連盟が、外国人労働者と家族に対して不当な低賃金、怪我、死亡の補償を行う補償基金の設立を求めるヒューマン・ライツ・ウォッチやその他の人権団体の要求を支持した上、FIFAのスポンサーであるABインベブアディダスコカ・コーラ、ビザ、マクドナルドも同様に支持しました。一方、JFAはしていません。

田嶋氏とJFAは、こうした人権侵害に背を向けるのではなく、補償基金の設置を支持して、外国人労働者とその家族に寄り添うべきです。また、LGBTの人びとと連帯を表明したい選手やファン、その他の代表チームを支援し、スポーツにおける人権侵害を終わらせるために立ち上がるべきです。