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記事

2023年6月14日

著者:
Karen McVeigh, The Guardian

西アフリカ:漁民、低賃金と劣悪な労働条件の疑いでEU船に対しストライキを実施

[Massive strike pits African fishers against ‘superprofitable’ EU firms] 2023年6月14日

[ 英文和訳:ビジネスと人権リソースセンター]

漁民らは、世界で最も危険な仕事のひとつである海運業における劣悪な賃金と労働条件に抗議しただけでなく、EUとの協定は紙ほどの価値もないと述べた。彼らはEU船団の持続不可能な慣行を非難し、EU委員会に対し、NGOの意見に耳を傾け、調査するよう求めた。ストライキを支援した国際運輸労連(ITF)によると、フ ランスやスペイン所有の船舶で働くセネガルやアイボリー・コーストの漁師の中には、月給219ドル (174ポンド)、週給54ドル(42ポンド)という低賃金の者もいる。彼らの賃金は、国際労働機関(ILO)が定めた月給最低額658ドル(522ポンド)をはるかに下回り、持続可能な漁業と雇用を促進するためのEU委員会とアフリカ諸国との間の長年の合意に反している、と労働組合は述べた。 [...] 冷凍マグロの生産者を代表するスペインの団体Opagacは、乗組員の賃金がILOの最低賃金を下回っているとの主張や、持続可能な漁業パートナーシップ協定(SFPA)として知られる漁業協定に違反しているとの主張を否定した。[...] 漁業者側の弁護士とアイボリー・コーストの漁業者組合 UMPCIとSYMAPECIがアイボリー・コーストの海事局長に送った書簡によると、390ポンド相当の中間月給とボーナ スを乗組員に支払うという提案の後、ストライキは解除された。6月8日付の書簡では、一部の漁師が逮捕・投獄されているとし、彼らの釈放を求めた。書簡によると、緊張を和らげるめには、15日以内に和解に合意する必要があるという。 [...]

SFPAの持続可能な協定の下で操業する船舶を所有するスペインの3社、Albacora、Nicra、Petusaを代表するOpagac社のフリオ・モロン代表取締役は、EUのマグロ漁船団は「国内法および国際法を厳格に遵守しており、すべての船員がILOの最低賃金を上回っている」と述べ、漁業協定の不履行に対する非難を否定した。また、「アフリカの使用者と組合の間 で6カ月間の交渉期間が設けられた。交渉が全ての関係者にとって前向きな形で解決されることを願っている」と付け加えた。ITF組合は、2024年にEUとコートジボワールの間で結ばれ るSFPAの見直しを担当する機関に、この漁業者の広範な懸念を提出した。同組合は、いかなる合意の前に、フランスとスペイン所有の船舶が上記懸念に対応することを期待している。