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記事

2023年5月7日

著者:
Dhaka Tribune

バングラデシュ: バイヤーが裁縫工場に対して値引きを要求していることが判明;世界的な経済危機の中で労働者が苦境に立たされている一方、ブランドは利益を上げていることに非難の声が上がる

[Exporters: RMG industry suffers as buyers seek discounts], 2023年5月7日

[ 英文和訳:ビジネスと人権リソースセンター]

世界的な衣料品小売業者やブランドが、バングラデシュのアパレル輸出業者に対して最大5%の値引きを要求しており、世界的な経済危機の影響を受けている製造業者にさらなる負担を与えていることが既製服(RMG)輸出業者によって指摘された。

バングラデシュ縫製品製造業・輸出業協会(BGMEA)のモハマド・ハテム会長は「製造業者が値引き後の価格に同意しない場合にはバイヤーからの発注が止まってしまうため、値下げ要求を受け入れざるを得ない状況にある」「販売価格が生産コストを下回ることもある」と述べた。

「現在の生産コスト状況下において、現地の裁縫工場は現在の10%から15%ではなく、20%から25%の利益率を必要としている。利益率が20%から25%の間であれば、製造業者は労働者に生活賃金を支払うことが可能であるが、粗利益が10~15%の場合は純利益が2%にまで落ち込み、厳しい状況に置かれる」とハテム氏は語る。

ハテム氏の主張によると、現地の製造業者は世界のバイヤーが賛同する工場検査機関「アコード」と「アライアンス」の勧告に従い、何十億ドルもかけて工場の安全性を強化していることから、バイヤーとブランドは倫理的で責任あるビジネス慣行に従うべきである。[...]

バングラデシュ繊維工場協会(BTMA)の副会長アブドゥラアル・マムン氏は、ガスや電力に高い関税を支払い、世界標準に沿った最も安全な工場を設立するために多額の費用をかけているにもかかわらず、地元の繊維・衣服業者は買い手企業から最低価格を突き付けられていると述べた。

BGMEAのファルケ・ハッサン会長は、[...]価格引き下げの圧力に耐えられなかった多数のメーカーが既に倒産していることから、バイヤーやブランドに対して倫理的な購買行動をとるよう呼びかけた。同氏は、ロシア・ウクライナ戦争の影響による輸出の減少傾向から、昨年と同様の収益を維持することは難しいだろうと警告した。

縫製労働者のための新しい賃金委員会の初会合が5月24日に開かれ、賃金は順調に上昇するだろうとハッサン氏は見込んでいる。同氏はさらに、バイヤーは、労働者の賃金の上昇を保証するために商品価格を上げるという重要な役割を果たす必要があると語った。

賃金委員会の労働者代表シラジュル・イスラム・ロニー氏の主張によると、衣料品輸出業者は小売業者やブランドから最低水準の価格を受け取っている業界の一つである。同氏は「ブランドは利益を上げているが、労働者は困難に直面している」と述べ、バイヤーに対して倫理的な購買習慣を守るよう要求している。

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