[4,000 workers lose jobs in Cebu ecozone] 2023年7月21日

[ 英文和訳：ビジネスと人権リソースセンター]

ラプラプ市のマクタン輸出加工区（MEPZ）にある2つの縫製工場で、少なくとも4,100人の労働者が解雇された。

同市公共雇用サービス事務所のキム・フランシスコ所長によると、COVID-19パンデミック、2021年12月の超大型台風オデット（国際名：ライ）の影響、サプライチェーンの問題による財政的制約のため、労働者の削減が必要であったとの報告を市政府は受けたという。

同氏は「現在、MEPZの事業は縮小している。（生き残るためには）一部の労働者を解雇する以外の選択肢がない」と述べている。

フランシスコ氏によると、影響を受けた労働者には法律に従い離職手当が支払われることを倒産した企業は約束しているという。

MEPZには、ラプラプ市にあるMEPZ 1とMEPZ 2の2つのゾーンがあり、市政府の記録によれば、少なくとも10万人の労働者を雇用しており、そのほとんどを日系企業が占めている。

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MEPZ 1には100社以上の企業が進出している。MEPZ 1では、半導体、時計、ファッション・アクセサリー、宝飾品などが製造されている。これらの製品は主に日本と米国に輸出されている。

MEPZ 1と同様、MEPZ 2の製品の大半は電子機器、自動車、衣料品で、日本だけでなく米国やその他の国にも輸出されている。

2020年、パンデミックによる経済減速の中でMEPZで働く約4,400人が解雇された。その2年後、人員削減の影響を受けてさらに3,000人以上の労働者が失業した。