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記事

2022年3月17日

著者:
Ed Reed, Energy Voice

フランス: ロシアでのプロジェクト継続をめぐり、NGOがトタルエナジー社に対し企業注意責任法に基づく法的措置を取ることを警告

[ NGOs threaten legal challenge to TotalEnergies over Russia business] 2022年3月15日

[ 英文和訳:ビジネスと人権リソースセンター]

NGO団体のグリーンピース・フランスとAmis de la Terreはトタルエナジー社(以下、トタル)に対して、ロシアでの継続的な活動に対して法的措置を取ることを警告した。

トタルは、ロシアの原油を今後は購入しないことを表明しているが、多くのエネルギープロジェクトで株式を保有し続けている。特に、ロシアの天然ガス民間企業ノバテク社の株式を20%保有し、大規模な液化天然ガス(LNG)プロジェクトに関与している。

グリーンピース・フランスとAmis de la Terreは、ロシアがウクライナを侵攻したことで、このような投資は成り立たなくなったと指摘している。トタルのCEO、Patrick Pouyanné氏に宛てた書簡では、ロシアとの商業的関係は「人権と基本的自由の侵害を助長する可能性が高い」ことを警告している。具体的には、2017年からトタルがフランスで制定された企業注意責任法の適用対象であることを指摘し、この法律はエネルギー企業に「一般的な注意義務」を課すものであると言及した。

加えて、トタルとその経営陣は、特に戦争犯罪や人道に対する罪をめぐる刑法違反の刑事責任を負う可能性が指摘されている。ビジネス関係が特に武力紛争における人権侵害の一因となり、それが緩和されない場合、これらのビジネス関係を中断または終了させることが唯一の合理的かつ慎重的な行動である。[...]

[...]トタルと、ノバテク、ヤマルLNG、アークティックLNG 2との間に商業的関係が確立されているのは明白である。また、同社はハリヤガ鉱区の20%の株式を保有している。ノルウェーのエクイノール社は30%の株式を保有していたが、既に放棄している。

さらに、ノバテクの大株主はゲンナジー・ティムチェンコ氏で、23.49%の株式を保有していることをグリーンピース・フランスとAmis de la Terreは指摘した。英国は2月22日、ティムチェンコ氏に制裁を課し、さらに2月28日には同氏が欧州連合の制裁リストに追加された。米国は2014年にティムチェンコ氏に制裁を課している。

グリーンピース・フランスとAmis de la Terreは、トタルの継続的な関与は「ウクライナにおけるロシアの侵略を、少なくとも財政的に援助している」との見解を示した。[...]

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