[Japan's Rakuten removes ads from Viber app in Russia and Ukraine, won't block service] 2022 年2月28日

[ 英文和訳：ビジネスと人権リソースセンター]

日本の楽天グループは、モスクワのウクライナ侵攻を受けて、同社のウクライナとロシアにおけるメッセージングサービス「Viber（バイバー）」から広告を停止すると発表したが、 キーウから要請のあったロシアでの事業停止は実施しないと述べた。

この動きは、「現時点では、誰も我々のアプリ上の活動から利益を得ないようにするため」だと楽天は日曜日付けの声明で述べ、同地域のユーザーのために34カ国の固定電話や携帯電話への「Viber Out」通話を無料にしたことを加えた。

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ウクライナのミハイロ・フェドロフ副首相は、フェイスブックを所有するMeta Platformsなどの企業に対する同様の要請とともに、ツイッターに投稿し、ロシアでのViber事業の停止を楽天に要請した。

楽天は、「ロシアやその他の国で当社の事業を停止することは、自由でプライベートかつ安全なコミュニケーションを妨げることにより、ウクライナの人々に損害を与えることになる」と、[...] 声明の中で述べている。

2010年にサービスを開始し、2014年にEコマース企業の楽天が買収したViberは、ウクライナのスマートフォン所有者の97％がこのアプリを使用しており、同地域に浸透している。

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