ミャンマー:ENEOS、イェタグン・ガスプロジェクトから撤退へ
[Japan energy giant Eneos to exit natural gas project in Myanmar] 2022年5月2日
[ 英文和訳:ビジネスと人権リソースセンター]
日本のエネルギー大手ENEOSホールディングスは月曜日、ミャンマーの政治的混乱のため、同国の天然ガスプロジェクトから撤退することを発表した。
ENEOSの子会社であるJX 石油開発は、このプロジェクトに参加している東京拠点の合弁会社に40%の出資をしている。
ENEOSは声明で、ミャンマーのイェタグン・ガス田の19.3%の権益を所有する合弁会社JX ミャンマー石油開発が、金曜日にこの決定をビジネスパートナーに通知したと述べた。日本政府はこの合弁会社の50%の株式を保有する筆頭株主であり、三菱商事は残りの10%を保有している。
ENEOSは、19.3%の株式を保有するJX 石油開発は、ガス田の「社会課題への対応を含めた現下の情勢、およびイェタグン・ガス田の評価に基づく事業性」を考慮したと述べている。
[...]
ENEOSの声明によると、撤退はミャンマー政府の承認を経てから有効となる。